最近、嫁が日本酒にハマり元々好きだった自分はたまにだが一緒に日本酒を呑むことが増えた。
一言で日本酒とは言うが、日本酒は原材料であるお米の磨きの具合や加熱処理の有無などでその味わいは様々である。
更に米の種類によっても味に違いが出るので、どんなに慎重に選んでもあまり好みじゃ無いお酒に出会うこともある。
が、逆に言えばそれだけいろんな種類のお酒があり美味しい銘柄を見つけた時の喜びは大きい。
日本酒の種類は大きく分けて(本当にざっくりとであるが)
生原酒
火入れ酒
の2種類がある。
日本酒は蒸し米に散布した酵母の発酵によって醸造されるが、出来上がったお酒をそのまま瓶に詰めたものが生原酒。火入れ(加温して酵母を落ち着かせる事)をして瓶詰めされたものが火入れ酒。
更にお米をどの程度磨くかで吟醸や大吟醸と呼ばれる種類になるのだが、磨きが進むにつれお米の外側が削られお米の中心部分だけを使った贅沢なものになるので一般的に高価になる。
この磨きの具合を精米歩合と言うが、吟醸酒は通常の精米歩合の日本酒と比べてその香りが華やかに…強くなる傾向にある。
大吟醸ともなれば尚更「これ、本当にお米から作ったの?」と思うくらい果物のような香りの銘柄もある。
そして生原酒であるが、酵母がまだ活発に活動しているため長く日光に晒したり常温以上の場所に長く置きすぎると味が変わったり多くの人にあまり好まれない香りに変化したりする(この事は老(ひ)ねると表現される)
ただ、若い生原酒は火入れ酒にはない野性味と言うのか輪郭が荒々しくて個性的な味で、とても微かではあるが炭酸のような舌触りがある。
なんか調子に乗って専門的な口調で語ってしまったが要するにただの酒好きなのです。
今回呑んだ銘柄はメガネ専用
完全にジャケ買いです(笑)
味の感想はなんか真面目な味でした。
あ、美味しかったですよ!