娘の夜泣きは2歳を迎えても一向に治まらず、ほぼ毎日1度は目を覚ます。
…と言ってもその時間は0〜2時くらいであり自分と嫁が一緒に布団に居る時はほとんど泣くことはない。
三交替勤務である自分は布団に入る時間が定期的に変わるので嫁も夜勤以外は大体似たような生活リズムになる。
そんな中、夜泣きした娘を寝かしつけている最中に不思議な寝言(?)を言う日があった。
「ホラーマンピンク!ピンクホラーマン!」
自分&嫁「????」
まあ夢でも見たんだろうと喋る娘を宥めて寝かしつけた。
そして翌朝、いつも通り朝食を準備していると娘がまた「ピンクのホラーマン」を口にし始めた。
ホラーマンとは、言わずと知れたアンパンマンのキャラクターでいつもドキンちゃん(とバイキンマン)の側にいるガイコツ姿の雑用係である。
だが彼の色使いは基本的に白と黒で稀に被り物をしている程度のことはあっても決してピンク色などではない。
夢に出てきたのだろうか?
娘はホラーマンの事が結構なお気に入りのようで登場するたびにいつも少しテンションが上がる。
子供の言うことさ、あまり気にしないでおこうとそれから数日が経ったある日…
嫁がお風呂に入っている間、娘と一緒に娘のお気に入りの劇場版アンパンマンのDVDを見ていた時のこと。
映画がエンディングを迎えスタッフロールと共にその世界に住む住人たちの映像が流れている中にソイツは居た
ピンク色のフリフリした衣装を着て、内股にルーズソックスを履いてホラーマンが立っていたのだ。
思わず入浴中の嫁にダッシュで報告。
嫁「まじで!?笑」
あとで一緒に確認すると「ピンクホラーマンいたねぇ」と満足気な娘。
本当に細かいものを探し出すのが得意になってきたなと感心させられる出来事でした。