もうすぐ2歳になる娘だが最近ほぼ同じ時間に夜泣きをする。
しかしそれは毎日ではなくそして理由がある。
時間は大体午前1〜2時。
この時間に自分たち夫婦がまだ寝ていない(寝室に居ない)時にかなりの確率で泣きながら扉を勢い良く開けて娘が「おかあしゃん!おかあしゃん!」と連呼しながら飛び出して来る。
寝室(将来は娘の部屋の予定)は二階なので吹き抜けの手摺りに捕まって上から覗いて来るのだ。
それだけでもドキッとするのだがごく最近では静かに部屋から出てきて上からジーっと見下ろしながら「おかあしゃん…」と呟くような時がある。
これがもうかなり怖い。
何故なら音がしないので、何となく気配を感じて上を見上げると二階の手摺りに貼った落下防止用のネットに頭を突っ込んだ状態で「おかあしゃん…」である。
嫁は本気で怯えていた。
こんな時に自分が寝かしつけに行くともう火に油を注いだように泣き叫んで手がつけられなくなるので夜中の寝かしつけは専ら嫁の仕事で、これが最初の頃に比べるとかなり慣れたとはいえかなり傷つく。
どんなに優しく扱っても海老反りになって激しく泣いて抵抗し、最終的には「おとしゃん嫌」である。
お父さんはこれだけでもうメンタルぼろぼろ。
しかし寝かしつけはお母さんじゃなきゃ嫌がるのに不思議なことに朝起きるとほとんどの場合、自分のところに来て「おとしゃん起きる」を連呼する。
まあ嫌われているわけでは無いようなのでひとまず良しとしようか…
お母さん>>>お父さん
この超えられない壁に嫉妬していたが考えてみれば自分の子供の頃は優しいお母さんさえ居れば親父なんて要らない(お父さんゴメンナサイ)と思っていた。
それに比べれば娘が遊んで欲しいときに満面の笑みで飛び込んで来てくれる今の自分は幸せだと思う。