年の差18歳∑(゚Д゚)40代旦那の雑記

特に方向性はないですが最近は主に子育てに関する内容が多めです

訪問販売撃退法(?)

ある日のこと

 

 

 

嫁と子供といつも通り少し慌ただしく夕食の支度をしている時間に玄関のインターホンが鳴った。

 

 

 

インターホンの画面には体格のガッシリした気の強そうな女性が映っている。

 

 

 

はい、何でしょう?

 

 

 

インターホン越しに尋ねると

 

 

 

今この地区にお住いの方に我が社の商品のご説明などをさせて貰っているので少しだけ出てきてください。

 

 

 

 

 

出てきてください!?

 

 

 

なかなか聞いたことのない訪問の文句に嫁と自分はちょっと面食らったが面白そうなので出てみることにする。

 

 

「よし、ちょっと聞いてくる」

 

「えー?やめときなよ💦」

 

 

あやしていた子供を抱えて出て行こうとする自分に嫁は良くない顔をしたが少し興味が湧いてしまったので話だけ聞いてみることにする。

 

 

 

「こんにちは素敵なお家ですね!」

 

 

販売員の女性はチラシを差し出しながらもう耳にタコができるくらい聞き飽きたセールス文句を呟いた。

 

 

 

しかし聞きたいのはそう言うありきたりな台詞ではなく、もっとアグレッシブな…そう例えばさっきのインターホンのような常軌を逸した一言が聞きたい。

 

 

 

「我々、福岡のイ◯ンモールでイベントさせていただいてます太陽光発電システム会社の者ですが」

 

 

 

はあ、また太陽光発電のセールスか…ウチは和風の外観なので屋根に太陽光パネルが乗ると風情が損なわれるという理由から太陽光発電を入れる気は全く無い。

 

 

 

「以前にも同じ福岡の方の営業さんが来られたんですが、うちはこう言った外観なので載せる気は無いとお断りしたんですよ」

 

 

そう言うと

 

 

「あー…そうなんですね。でもここの地区は太陽光発電入れられてる方がとても多いですよね!」

 

 

うーん、どうやら話が通じないタイプらしい。

 

 

 

その後は怒涛の勢いで会社の活動方針とかイベントとか太陽光発電の利点などをペラペラと喋り出し、なんだかつまらない方向へ話は流れ始めた。

 

 

言わんこっちゃなく対応に出てきたことを後悔し始めていると両腕に抱えていた娘が自分の手からその太陽光発電のチラシを奪い取り、おもむろに投げ捨てたのだ。

 

 

 

突然の出来事に一瞬、販売員の話が止まるがそこはプロ。すぐにそれを拾って「すいません」と再び手渡してきた。

 

 

 

そして話は再開し面白い一言も出てきそうになかったのでそろそろ帰ってもらおうかなと考えていると今度は娘がチラシをぐしゃぐしゃに丸めて再び足元にポイと投げた。

 

 

 

ちょっと苦笑いしながらめげずにそれを拾いシワを伸ばして再度手渡してくる販売員。

 

 

 

しかしそれを受け取った娘は更にそのチラシをしゃぶり始め噛み付いて遂には音を立てて食いちぎってしまった。

 

 

 

さすがの販売員もこれには吹き出してしまい、宴もたけなわ(?)のところで

 

 

「すいません、そろそろ夕食で忙しいので…」

 

 

と切り出すと素直に帰ってくれた。

 

 

 

その最後に扉が閉まる寸前に僅かな隙間に食いちぎった紙片をぽいと投げる愛娘。

 

 

 

 

いや、まだ言葉も億劫なのに良い仕事するわ(笑)