ついに先日、庭のクチナシの樹の花が咲いた。
以前のブログにも書いたが我が家の庭には4本の樹が植えられていて玄関木のモミジ以外は全て花が咲く種類をチョイスした。
その基準は家族それぞれの誕生月に開花する種類
2月は娘で梅だったのだが満開ではないものの家を建てて4ヶ月くらいだと言うのにしっかりと綺麗な花が咲いた。
4月は嫁で枝垂れ桜。
こっちもある朝仕事へ行こうとして何気なく窓から覗いてみるとちらほらと幾つかの花が咲き始め、数こそ少ないかったが見事な花が咲いた。
そしていよいよ8月には最後となる自分の樹でクチナシが咲く予定だった。
…が
五月の下旬あたりから何やら緑色の芋虫が付きはじめ、方々に齧られた葉が目立ちはじめた。
これは駆除せねば。
将を射んとすれば先ず馬から(意味違)クチナシに付く虫をスマホで調べるとどうやら敵の正体はオオスカシバという名前の蛾のようだ。
どれどれ…と画像を検索した自分に戦慄が走る。
か、かわいい!?
※決して見境なく虫が好きなわけではないと言うことを弁明しておきます
この気持ち悪い幼虫からは想像もつかないほど成虫の姿はとても可愛いのである。
嫌がる嫁に「可愛いからちょっとだけ!」と無理矢理オオスカシバの成虫の画像を見せたところ苦い顔をしながらも好評。
嫁:たしかに可愛いけど、まさか育てたいとか言わないよね?
と言われ内心ちょっと「それもいいな」とも思った(のは内緒)が残念ながらその幼虫たちはクチナシの花のツボミも容赦なく食べてしまっていた。
自分の建てた家に来る客は庭木につく虫ですら愛おしいと言うのが本音だったが大事なクチナシの樹の為だし何より虫嫌いな嫁の為でもあるのでホームセンターで有効な除虫剤を買って来て泣く泣く駆除に踏み切ったのでした。
おかげで今では沢山の綺麗な白い花が咲いている。
しかしクチナシ…
ちょっと早くないか?(笑)