自分は豚骨ラーメンを食べると酷くお腹を壊す。
お腹を壊す、と書いたがそんな生易しいものではなく全身から血の気が引いて行くような悪寒と力が入らなくなる虚脱感に襲われて便座に座った状態で意識が遠くなっていく。
あと10年、20年後にこの症状に襲われたら冗談ではなくそのまま目が覚めないのではないかと感じるほどだ。
初めて食べた時からそうだった訳ではなく、むしろ豚骨ラーメンが大好きだった自分は20代〜30代前半の頃には足繁く近所の色んなラーメン屋に通っていた(コミュ障だったくせに)
しかし30代も半ばになった頃いつの頃からかこの症状に襲われるようになり、これは普通ではないと原因を模索した結果豚骨ラーメンが原因であることが判った。
豚骨と名のつくラーメンなら全てという訳ではないが、おおよそ今主流の寸胴鍋で長時間煮込んだいわゆる濃厚とんこつと呼ばれるタイプはほとんどダメで泣く泣く豚骨ラーメンを諦めなければならなかった。
何度か職場でもこの症状に襲われて会社の人間に迷惑をかけた事もあり上長から医療機関での精密検査を勧められた結果、大腸に血液が集中することによる虚血性の貧血ではないかと言う診断をされ対処法は鉄分を多く摂る事と血の巡りを良くするためのエクササイズ的な姿勢を作る運動方法を指導された。
実はこうした医療機関の検査を受ける前からなんとなく脳貧血を疑っていた自分は、独自にネットなどで調べて鉄分のサプリなどを摂取してみたりしていた時期があった。
しかし全く改善がみられないためその方法は断念していた。
まあ結論は
豚骨ラーメンは諦めなさい
と言うことらしいが全国的にも希少ながらも似たような症状の方も居るらしい。
更に、命を賭して見つけた食べても大丈夫な豚骨ラーメン店も何軒かあるので豚骨ラーメンの次に大好きな味噌ラーメンや塩ラーメンで補いつつ今後も付き合って行こうと思います。
※画像は食べたら死ぬお店のやつです(この写真を撮った翌日、無事死亡しました)