最近ネットでテレビがつまらなくなったと言う内容の記事をよくみかける。
なんでもツイッターでは、その視聴者の心情をよく表現できていると言われた4コマ漫画が60000いいねを獲得したという。
それについてはとても同意で、そのせいか自分も嫁もあまりテレビを見る方ではない。
ドラマや情報番組はさておきニュースが軒並み同じような内容のものばかりで、しかも大抵どこのチャンネルも同じ時間にニュースを流す。
その内容もまた、有名人のセクハラやら不倫やら離婚やら不祥事やらと言ったものばかり。
政治や外交の問題は見たい見たくないに関わらず、日本人なら興味を持たないといけない問題なので些細な内容のものでもまだ流すべきだろう。
しかし他人の家庭の事情など知らなければ知らなくていいし、むしろテレビで報道されなければ誰も気にしないのではないだろうか。
不倫やセクハラなどもあってはならないことだし罰されるべきだとは思うが連日流すほどの内容ではない。
どうしてこうなったんだろう
原因のひとつは視聴率。
過去の報道の中から大多数の人間がより興味を持ちそうな内容のものをテレビ局が分析してチョイスする。
テレビ局も企業なので視聴率こそ正義であるしその姿勢は間違ってはいないのだろう。
しかし独創性や冒険的な内容の番組はそこからは生まれてこないと思う。
ただ、番組を企画する人間も大変で任される以上はコケる訳にはいかない。
そして当たり障りのない、今の流行りに乗っかったどこかで見たようなボンヤリした内容の番組が量産される。
思うに、冒険には失敗が付き物でありその失敗を許容してくれる寛容さが今の日本社会には薄れているように感じる。
それはテレビ局やマスメディアだけでなく、視聴者が他人の失敗を全力で叩く国民性に起因しているのではないかと考える今日この頃です。
…まあ裏を返せば少しの危険性も敏感に察知し排除してきたからこそ日本のモノ造り文化は世界に認められるレベルにまで昇華できたのだとも言えるのですが。
今回は見に来るブログを間違えたのかと思われる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、本記事は間違いなく18歳年下の妻をもつ41歳旦那の雑記です。