自分はよく昔の思い出を頭の中で反芻させる。
記憶力自体は大して良くないのだが何故か特定の幼少期の体験などを事細かく覚えていて何十年も前の出来事を最近のことのように思い出せる。
一見、便利そうに聞こえるこの特技にも短所はあって
1.場面を自分で特定できない
2.忘れたい事を反芻してしまっている時がある
と言う困った一面もある。
しかし結婚生活に於いては付き合っていた頃の嫁の仕草や行動を何度も思い出しては(勝手に)惚れ直すことができるのでとても便利だったりもする。
残念ながらどんなに初心を忘れないように心掛けていても人間は慣れていくように出来ているし出会ったばかりの頃のように毎回緊張感を感じることもなくなる。
しかし、その頃の姿やシーンを何度も頭の中で繰り返し再生することができると言うのは気持ちを色褪せさせないうえで大いに貢献してくれているように思う。
そう言えば先日3月1日はちょうど結婚一周年だったが嫁に対する気持ちはかけらも衰えていないと断言しよう(笑)
ただ昔に比べて嫁の色んな面を見たし性格も少しだけ分かってきたので出会った頃のままという訳にはいかない。
でもその分、昔より大事な存在になっているのは確かだ。
理想はお爺ちゃんとお婆ちゃんになっても手を繋いで散歩にでかけること。
しかし嫁62歳で自分は80歳かぁ…
頑張ろう。