そう言えば新婚旅行で東京を散策していた時のこと。
赤坂サカスの近くを歩いていると何やらイベントを行なっている様子で幾つかのテントと人集りを見つけた。
何だろうと思って近づいてみると食育フェアと称して「食べて応援しよう 熊本」と言う横断幕の下で係の人が食材を販売していた。
その頃はまだ熊本の震災から1年も経っていなかったので各地でこう言ったイベントが開かれていたのかも知れない。
同じ九州の同胞としては有り難い限りだがはるばる東京まで旅行に来て熊本の食材を買い求めるのもなんだか妙な話なので、この時は遠慮させていただいた。
その次の夜に嫁が
「せっかくホテルに泊まれるんだから呑みに行きましょ!」
と言うのでホテルから見て品川駅を通り過ぎたところにある飲み屋街へと足を伸ばした。
すると色んな居酒屋があったのだが馬刺しや焼酎など実に「熊本や九州」を売りにしている看板の多さに少し驚いた。
そう言えば東京って全国各地の美味しい物が食べられる反面これぞ東京名物と言う食べ物が思いつかない。
敢えて言うなら東京ばな奈?(笑)
しかし日本の中心で九州名物が頑張っているんだなと少し嬉しくなる経験でした。