旅行最終日の朝。
前日疲労困憊だった自分はいくつかの予定を切り捨てて早めに床に就いた甲斐もあってか体調はかなり良くなっていた。
…が、なんと嫁が高熱を出してしまった。
<カメラを向けられてついVサインをする嫁>
急いで周辺で薬局を探して奔走し薬剤師に相談して熱冷ましのシートと総合感冒薬を買って来る。
チェックアウトの時間が迫っていたがフロントに状況を説明すると、あっさりと滞在時間を無制限に延ばしてくれた(品川プリンスホテルの対応には本当に感謝してます)
しかし無情にも時間が過ぎても嫁の体調は全く回復せず最終便のフライト時刻が迫って来たため空港に向かう事になる。
足取りのおぼつかない様子の嫁を連れてホテルのエントランスへ降りると空は生憎の雨模様でその中を大荷物を携えて長い距離移動するのはかなり重労働だった。
品川駅を通り抜けて目的のバス停を目指す途中、嫁がついにギブアップ。
距離はあるがタクシーで羽田空港まで行くことにした。
遠慮なく上がって行く料金メーターにハラハラしながら予定よりかなり早く空港に到着すると売店でお土産を買ってロビーの待合所の椅子に倒れこむ。
やがて到着した最終便に搭乗し、大分空港へ着陸。近くの駐車場に預けておいた自家用車で帰宅する。
それはもう散々な最終日でした。
でも思い出には残ったかな?(笑)
本当は秋葉原や原宿にも行くはずだったし、神奈川に住む彼女のお兄さんとも東京都内で食事する予定があったのに全部キャンセル。
まあ今回一番辛かったのは間違いなく嫁なので、こなせなかった予定の数々はこれから先の長い結婚生活の中で果たしていければいいかな?